丸セパ 即納 共栄製作所株式会社のホーム > 共栄ニュース > 共栄ニュース 2016年12月号 -第314号-

東京23区内の大規模建築計画

16年度上半期(4月~9月)に公表された東京23区の大規模建築計画(延べ床面積1万平方㍍以上)は、前年度同期比5件増の49件だった。延べ面積の合計は286万9335平方㍍と、前年度同期より約118万平方㍍も増加した。全体の規模を大きく押し上げたのは千代田区、中央区や港区などで計画されている超大型開発。将来の東京の街並みを一変させるような建築プロジェクトが今後一斉に動き出すことになる。

上半期の49件を区別に見ると、最も多かったのが江東区8件。「(仮称)有明アリーナ」や「東京国際展示場増築工事」といった2020年東京五輪の関連施設を筆頭に、臨海エリアで大規模なオフィスビル、マンション、商業施設、ホテルなどの複合開発が相次ぐ。三井不動産は「(仮称)豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業2-1街区新築工事」、住友不動産は「(仮称)有明北3-1地区(3-1-A街区)計画「同3-1-B・C街区」を始動させる。

それに続くのが、5件だった品川、新宿、中央、千代田の4区。世田谷、港の2区は4件、大田区は3件、目黒、台東、渋谷の3区は2件、足立、杉並、北、豊島の4区は1件だった。

延べ床面積別では、1万~2万平方㍍が30件、2万~3万平方㍍が3件、3万~4万平方㍍が3件、4万~5万平方㍍が2件、6万~7万平方㍍が2件、7万~8万平方㍍が1件、9万~10万平方㍍が1件、10万平方㍍以上が7件だった。

5万平方㍍以下の計画が前年度同期と同じ38件にとどまった一方で、5万平方㍍以上の計画は11件とほぼ倍増した。上半期で最大規模の計画は、三菱地所が東京駅日本橋口前で計画している「大手町二丁目常磐橋地区第一種市街地再開発事業新築工事(A棟・B棟・C棟・D棟)」(千代田区、中央区)高さ約390㍍の超高層ビルを中心に総延べ68万平方㍍のビル群を形成する計画で17年4月に初弾の本体工事が始まる。   

港区の虎ノ門地区では、森ビルが延べ17.3万平方㍍規模の「虎ノ門一丁目地区第一種市街地再開発事業に伴う高層棟建築工事」、延べ12.1万平方㍍規模の「(仮称)愛宕山周辺地区新築工事」を計画。いずれも17年2月の本体着工に向け準備が整った。(日刊建設新聞社集計)