丸セパ 即納 共栄製作所株式会社のホーム > 共栄ニュース > 共栄ニュース 2002年9月号 -第146号-

第18回共栄製作所杯ゴルフコンペのご案内

日本経済は長期不況の中から脱しきれない状況下ですが、「日は必ずまた昇る」を信じて、恒例の第18回共栄製作所杯ゴルフコンペを下記の通り開催いたします。

参加される皆様方に、納得いただけるような商品を揃え、満足していただけるような内容になっております。
案内状は先に送付いたしましたが、当方の不手際のため、未だ届いていない方にはご迷惑をお掛け致しておりますが、スケジュールをご確認の上ご参加ください。
また、御社のお得意様の呼びかけ参加も受け付いたします。 コンペの日程は下記の通りです。

日時 2002年9月14日(第2土曜日) 11時44分スタート
集合時間 11時10分厳守
場所 花尾カントリークラブ Tel:0766-31-2000  西砺波郡福岡町花尾
会費 お1人 5000円

レーダー

「生き抜いていくこと」

仕事は、大きく二つのタイプに分かれる。一つは、やり方や手順が確立され、マニュアルさえあれば誰にでもある程度はできるようになる仕事。工場などで多く見受けられるこの種の仕事に携わっている人をマニュアル・ワーカーと呼ぶ。もう一つは、知識や知恵を使い、新商品の開発や新たな仕事のやり方などを提案する仕事だ。こうした未来創造型の仕事に携わる人をナレッジ・ワーカーと言う。

かつての右肩上がりの時代には、マニュアル・ワーカーでも長年携わっていればある程度の収入を得ることができた。だが、いまや、この仕事をしていたのでは人件費の安いアジア諸国に太刀打ちできなくなっている。今後もこの仕事に甘んじるなら、年収は百万円程度まで下がると覚悟しなければなるまい。

年収一千万円を目指すなら、ナレッジ・ワーカーになるしかない。知識や知恵を蓄え、新しい商品や価値を次々と生み出していく。進むべき道は自分で切り拓いていく能力こそが求められる。

テレビコマーシャルなどで知られているが、算数の新たな勉強法を提唱している出版社が注目されている。その教材では、従来の「6+2=□」という答えが一つしかない「クイズ問題」を解く学習から脱皮し、「□+□=8」という複数の正解がある「パズル問題」を解く力を養う。「クイズ問題」では、多くのルールを覚えておくことが高得点を獲得するカギ。つまり、記憶力こそがすべて。これに対して「パズル問題」は、過去に記憶したことを探り出すだけでは解答は得られない。したがって、記憶力よりも思考力が求められる。

バブル期までの日本企業は、欧米の成功例を手本にしていれば良かった。だから、ビジネスマンには「クイズ問題」を解く力が求められた。

ところが、現在は、正解が一つとは限らない様々な問題、すなわち「パズル問題」を解く力が重要になっている。この「パズル問題」を解くための思考力を、ビジネス界では戦略的思考力と呼ぶ。そして、この力を高めるには、多次元思考力、論理思考力、創造的思考力を磨くことが重要だとされ、それに関する書物も枚挙にいとまがない。

いまは、先が見えず、どれが正しい道なのかも分からない。そんな環境の中で生き抜いていくことは、極めて難しい。