今年の干支の丁亥はどんな年？

今年の干支は「丁亥（ひのと・い）」です。すなわち亥（いのしし）年です。
「丁」は、木の上部とそれを支える幹から成り立っており、枝葉が茂っている＝物事が盛んになっている状態をあらわしている説があります。

「亥」には「（と）じる」「核」などの意味があります。植物で例えると「種子｝であり、前年の生命が枯れ、次の生命が種の中に閉ざされている状態にあたり、何かを生み出すエネルギーや問題をはらんでいるという意味に通じるといわれます。

相場格言には「戌（いぬ）笑い、亥（い）固まる、子（ねずみ）は繁盛」とあります。
ほかに「戌亥で仕込み、辰巳で売る」ともいわれます。いずれにしても、相場の世界では、亥年は地固めの年とみられているようです。

いざなぎ景気越えといわれながらも、一部の企業や投資家などを除いては恩恵を受けることが少なかった2006年と比べ、「猪猛突進」とまでいかなくても、実感を伴う景気回復への足がかりの年になってくれることを願うばかりです。

皆様の一年の無病息災と家庭安泰、そして会社のご繁栄を祈念しますとともに、今年もよろしくご愛好を賜りますようお願い申し上げます。
亥年の過去の出来事をご紹介します。