丸セパ 即納 共栄製作所株式会社のホーム > 共栄ニュース > 共栄ニュース 2022年11月号 -第386号-

行きたい国は?

 欧米では、もう新型コロナウイルスの話題がニュースになることはほとんどないらしい。一方、日本では冬に向けて第8波を懸念する声もあり、ワクチン接種やマスク着用など諸国との違いが顕著になっている。流行が始まってからすっかり疎遠になっていた海外旅行だが、訪日観光において、政府は個人ツアーの解禁やビザの免除など水際対策の緩和に向けて大きく舵を切った。

 この措置を受けて、韓国では日本へのツアーの申し込みが殺到している。人気の旅行先は福岡や大阪で、大韓航空は福岡―仁川(インチョン)間で毎日運航することを決定した。台湾でも「富士山」「東京ディズニーリゾート」「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」などの日本ツアーに人気が集まっているという。

 コロナが落ち着いたらどの国に行きたい?―海外で日本政策投資銀行と日本交通公社が合同で行った調査によると、日本はかなり人気があるようだ。調査は韓国、中国、台湾、香港、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、アメリカ、オーストラリア、イギリス、フランス、インド、ベトナムの14の国の7335人を対象にウェブ上で実施されたもの。アジア居住者による回答では、1位が日本(67%)、2位韓国(43%)、3位台湾(28%)、4位オーストラリア(27%)5位タイ(26%)、と続く。また欧・米・豪居住者による回答では、1位日本(37%)、2位アメリカ(33%)、3位オーストラリア(28%)、4位カナダ(28%)、5位イタリア・イギリス(ともに25%)と、行きたい国第1位は「日本」という結果が出ている。

 なぜ、そんなに日本が人気なのか。調査の回答を見ると、日本を旅行先に選んだ理由としてトップだったのは「以前も旅行したことがあり気に入ったから」と、日本の文化に触れ、ぜひ再訪したいと感じているようだ。それ以外には「行きたい観光地がある」「食事が美味しい」「清潔だから」「治安が良い」などの理由が上位に入っている。

 さらに、いま記録的な円安となっていることもあり、“安い日本”を求めて京都や東京、大阪などは今後かなりの混雑が予想される。テレビのニュースで、東南アジアから来た男性は、高級ウイスキーやブランド品を手にして「きょうは1万ドル買い物をした」と話していた。日本にお金を落としてくれるのはいいが、コロナ前に生じていたゴミのポイ捨てや宿泊施設でのどんちゃん騒ぎなどの諸問題もクリアしていかねばならない。

<レーダーより>