今年の干支の丙戌はどんな年?

今年の干支は「丙戌(ひのえ・いぬ)」です。「丙」には「あきらか」「強い」といった意味があります。字の成り立ちからみると、陽気を表す「一」が囲いの中に「入」るという意味になります。あきらかになった陽気がいずれ衰えに通じるという生命の循環を表すともいわれています。

また、戌は「滅」「茂」「威」などさまざまな漢字と関連図けられていますが、いずれも成熟したものがその役割を終え次に向けての備蓄をする、育むといった意味に解釈できます。

さて今年は、小泉総理のポストは誰なのか?どのような政策を打ち出すのか?また、トリノ冬季オリンピック、王監督が指揮を執るベースーボールワールドカップ、サッカーワールドカップ・ドイツ大会、円相場・株価の動向が注目されるでしょう。しかし、昨年のような暗い事件や災害がなく、平穏で穏やかな自然環境そして確かなる景気回復を望みたいですね。
戦後5回の戌年の主な出来事。今年はどんな年になるでしょう。