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共栄ニュース 2017年12月号 -第327号-

アベノミクスと今後の経済政策 2012年12月の総選挙にて自民党が政権与党の座に返り咲いて以来、わが国の経済は緩やかな回復を維持している。当時の状況を振り返ると、米国の景気は緩やかに回復していた。加えて、中国政府が財政出動を進めてインフラ投 …

共栄ニュース 2017年11月号 -第326号-

習近平独裁は「空の城」 習近平が中国共産党の「中核」、党規約に「習思想」が謳われて、まさに毛沢東以来の独裁的指導者による「新時代」だとされたのが第19回大会の総括である。 習近平は「盤石の権力を固め、独裁力を発揮する」と報じたメディアが多か …

共栄ニュース 2017年10月号 -第325号-

鏡 文 字 昭和期に家庭の飾り棚で見かけた民芸置物のベスト3と言えば、サケを咥えた「木彫りの熊」、首を回すとキイキイ鳴る「こけし人形」、そして「王将」や、成角を表す「馬」の字が彫られた大きな「将棋駒」だろうか。  「熊」や「こけし」は見た目 …

共栄ニュース 2017年9月号 -第324号-

「臭いものに蓋」でいいか   「人の噂も75日」という言葉に象徴されるように、日本人は「熱しやすく冷めやすい」のが特性だとか。だが、本当にそれでいいのだろうか。政治の世界では法案を巡る対立や批判をはじめ、スキャンダルや失言など、マ …

共栄ニュース 2017年8月号 -第322号-

「たのみ」の季節   京都新聞の1面コラム「凡語」は、こんな書き出しで始まっていた。「盛夏なのに、絽(ろ)の黒紋付き姿の彼女たちはどこか涼しげに映る。八月朔日(ついたち)のきょうは『八朔』(はっさく)。京都市東山区の祇園町では、正 …

共栄ニュース 2017年7月号 -第321号-

高まる地政学的リスク   日銀が先ごろ発表した3月の企業短期経済観測調査(短観)によると、大企業・製造業の現状の業況判断指数はプラス12(前2016年12月短観はプラス10)と2四半期連続で改善し、少なくとも大企業・製造業がけん引 …

共栄ニュース 2017年5月号 -第319号-

壁を越える  サウジアラビアのサルマン国王が先日、来日した。サウジ国王の訪日が46年ぶりとは、意外だった。実はお忍びで何度かお越しになっていそうに思っていたのに。  いずれにせよ、スケールが、さすがに違う。今回の訪日団は王族や閣僚、随行員合 …

共栄ニュース 2017年4月号 -第318号-

不器用は才能 「……不器用ですから」。そのひと言を聞いただけで、“あの人”の顔を思い浮かべる。俳優・故高倉健さん。20年前、珍しくトーク番組に出演した健さんは、司会から「コントをやってみたいと思ったことはありませんか?」と訊かれて、いつもの …

共栄ニュース 2017年3月号 -第317号-

減速懸念高まる中国経済の今後の展開 昨年10月、中国の税関総署は9月の輸出入を発表した。それによると、輸出はドルベースで前年対比10%減、輸入は同1.9%減だった。輸出入とも大方の予想を下回り、中国経済の減速懸念が高まった。主要な輸出品目で …

共栄ニュース 2017年2月号 -第316号-

新年がスタート「良き年を目指して」 新年が始まった。政治・経済の諸課題に取り組み、良き年を実現しよう。  政治ではさっそく今月末、新米国大統領が就任する。選挙期間中は孤立主義の演説を行っていたが、果たしてその通り米国一国平和主義へと内に籠っ …